児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童ポルノ現像焼き付けにつき写真店員は情を知らないか?

 この判決↓ 被害児童数名・焼き付け数回を単純一罪で処理したところも大甘ですが、
 DPE店員を「情を知らない」としている点も甘いですよね。
 写真のプロであれば、仕上がりチェックのために絶対見ている。
 「児童」の「裸」なんだから、児童ポルノ性は見れば素人でもわかる。芸術性の判断とは別ですから。
 その段階で通報なり謝絶していれば、現像焼き付けの製造罪は未遂で防げた。  

千葉地裁
写真撮影した上、
日ころ、写真店において情を知らない店員にフィルムを現像させ、
日ころ、情を知らない店員をして3号児童ポルノ・写真××枚を焼き付けさせて・・・児童ポルノを製造した