児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

容疑者は「20歳を過ぎていると思った」と容疑を認めている

 これは否認になると思うんですが。
 報道が言葉足らずなのかも。
 可能性としては20才過ぎに見える13才というのもいるかもしれないよね。可能性としては。

http://www.kanagawa-np.co.jp/jikenbo/index.htm
児童買春容疑で31歳男送検へ
 ともに同市内に住む同市立中学3年の女子生徒(15)と2年の女子生徒(13)にそれぞれ1万円を渡す約束をして、わいせつな行為をした疑い。
 調べに対し、容疑者は「20歳を過ぎていると思った」と容疑を認めているという。

読売新聞に対しては「否認」らしい。

中学生姉妹を買春 容疑の警備員逮捕 県警、鶴見署=神奈川
容疑者は、「二人とも二十歳以上に見えた」と供述し、容疑を否認している。女子生徒らは、「アイドルのコンサートに行く金が欲しかった」と話しているという。
[読売新聞 2004年10月26日(火)]

 姉妹が被害に遭うということは、どっちかが被疑者を紹介したりしています。
 「2人で電話口に出ていた」こともありますがその場合は、どっちと「対償供与の約束」が成立したか、いつ成立したか、明示か黙示かという争点が出てきます。