児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

<強制わいせつ容疑>弁護士を不起訴処分に 兵庫

 弁護人弁護士が弁護士を不起訴にしてくれたという感じです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130322-00000133-mai-soci
電車内で乗客の女性の体を触ったとして、強制わいせつ容疑で5日逮捕された兵庫県弁護士会所属の男性弁護士(29)=同県西宮市=について、神戸地検姫路支部は21日付で不起訴処分にした。同支部は、女性が告訴を取り下げたためとしている。

 これでも数ヶ月の懲戒処分になるでしょうが、起訴されたら弁護士法7条の「禁錮以上の刑に処せられた者」に該当して失格になりますから、必死です。

弁護士法
第7条(弁護士の欠格事由)
次に掲げる者は、第四条、第五条及び前条の規定にかかわらず、弁護士となる資格を有しない。
一 禁錮以上の刑に処せられた者
二 弾劾裁判所の罷免の裁判を受けた者
三 懲戒の処分により、弁護士若しくは外国法事務弁護士であつて除名され、弁理士であつて業務を禁止され、公認会計士であつて登録を抹消され、税理士であつて業務を禁止され、又は公務員であつて免職され、その処分を受けた日から三年を経過しない者
四 成年被後見人又は被保佐人
五 破産者であつて復権を得ない者