児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

逮捕時に児童とは知らなかったと弁解していたが罰金80万円略式命令となった事案(小田原簡裁H23.9.28)

 スポーツ紙特有の踊る見出しはありませんでした。
 80万円というのは、児童買春1罪にしては高く、否認したからか、製造等の余罪があるのかという印象です。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110928/kng11092819520002-n1.htm
神奈川県の小田原区検は28日、児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で、産経新聞東京本社サンケイスポーツ編集局レース部次長(39)を略式起訴した。小田原簡裁は同日、罰金80万円の略式命令を出し、次長は即日納付した。

※逮捕報道

サンスポ部次長 児童買春の疑い
 発表によると、容疑者は2月13日午前11時25分〜同午後1時頃、同市神奈川区のホテルで、携帯電話の出会い系サイトで知り合った東京都葛飾区の私立高校2年の女子生徒(17)に、現金4万円を渡して、みだらな行為をした疑い。
容疑者は「18歳以下ではないと思っていた」などと供述しているという。
 産経新聞広報部の話「本社社員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認の上、厳正な処分をいたします」
[読売新聞社 2011年9月8日(木)]