児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

強制セクスティングの罪名混乱中

 同じような行為を、これまで強要罪で起訴してきて、強制わいせつ罪で起訴したのは初めてです。

児童ポルノ製造 陸士長が認める 初公判=大分
2010.12.18 読売新聞
 携帯電話のゲームサイトで知り合った女子中学生に裸の写真をメールで送らせたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(単純製造)と強制わいせつ罪に問われた被告(23)の初公判が17日、大分地裁(西崎健児裁判官)であった。被告は起訴事実を認めたが、弁護側は「強制わいせつ罪ではなく、強要罪を適用すべきだ」と主張した。

 検察側は冒頭陳述で「生徒とメールをやり取りしているうちに裸が見たくなり、写真を要求したが断られたため、脅そうと考えた」と指摘した。