児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

警察実務重要裁判例平成22年版

刑法
客にインターネットを通じてダウンロードさせて有償販売する目的で,自宅のパソコンのファイルサーバー内にわいせつな動画ファイルを所持した事案につき,児童ポルノ提供目的所持罪の成立は認めたものの,同動画ファイルはわいせつ物に当たらないとして,わいせつ物販売目的所持罪が認められなかった事例 札幌高判平21.6.16

風俗関係
1 児童ポルノ提供と同提供目的所持が併合罪となり.児童ポルノ提供. 同提供目的所持.わいせつ物販売.わいせつ物販売目的所持が全体として一罪になるとされた事例 最決平21.7.7…… 171
2 児童福祉法における児童に淫行をさせる罪と児童ポルノ法における児童ポルノ製造罪が併合罪であるとされた事例 最決平21.10.21…… 174