児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2014-07-02から1日間の記事一覧

A子の強姦目的で住居侵入したが、児童であるB子しかいなかったので、この際強姦しようと企て、強姦に着手したが勃起せず未遂に終わり、しばらくしてわいせつ行為しようと企て口淫させ(強制わいせつ罪)、その模様をカメラ付き携帯で撮影(3項製造罪)した行為につき、強姦未遂と強制わいせつ罪を強姦未遂の包括一罪として、住居侵入と牽連犯とした上、3項製造罪と住居侵入を牽連犯として、結局科刑上一罪とした事例(某支部)

わいせつ誘拐と3項製造罪を牽連犯にしたのは山口地裁にもあります かすがい現象 罰条 強姦未遂 179条177条 強制わいせつ 176条 児童ポルノ製造 包括して 1号 3号包括一罪 1の強姦未遂と2の強制わいせつ罪は包括一罪であるから刑法10条により…

児童からLINEで「胸触っていいよ」と言われたのでカラオケボックスで胸触ったら、親が失踪と110番して、帰宅した娘が「無理矢理触られた」と言い出し、強制わいせつ事件の捜査が始まった。おっさんは高額の慰謝料請求について弁護士に相談して、青少年条例違反(わいせつ行為)で出頭したが、自首にならず、強制わいせつの被疑者(在宅)として取り調べられ、青少年条例違反で送検されて、罰金30万円となった事例。

青少年条例違反で自首したつもりのおっさんは、すでに強制わいせつ事件の被疑者としてマークされていました。 「被害者はまだ警察に相談してない」「児童は正直に話すから強制わいせつにはならない」というおっさんの認識は甘い。 H25.7.19 15歳とLINEで「胸…

只木誠「罪数判断は「法理」か」島大法学

併合罪の主張は弁護人の主張を容れたものです。訴因変更無効の主張で。 判例では牽連犯の可能性が検討されていない。 http://ir.lib.shimane-u.ac.jp/metadata/28548 http://ir.lib.shimane-u.ac.jp/bull/bull.pl?id=8236 3.児童ポルノ提供罪と同提供目的…