児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

フィルタリングの法的強制

携帯は諸悪の根源のようですね。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/goudoubunka/dai2/2gijigaiyou.pdf
教育再生会議合同分科会 議事概要
日 時:平成19年11月6日(火)9:00〜11:00
場 所:官邸大会議室
出席者:大野官房副長官、山谷総理大臣補佐官、有識者13名、荒木内閣府審議官他
<有害情報対策に係る内閣府ヒアリング>
○荒木内閣府審議官より、資料4に基づき、有害情報対策の取組の現状等についての説明
京都市でも全力を上げていろいろ取組を行っているが、一週間ほど前にネットによるいじめがありいじめた方の子供が不登校になったということが大きく報道された。明日、携帯会社3社、PTA、警察、教育委員会、校長会を含めたネットについての会議を行う。国に対しても、携帯会社に対しても要望をしていく。フィルタリングについては、ずいぶん言われてきたが認知度は19%に留まる。原則フィルタリングを掛けて販売し、申請によって外すという逆転の発想をし、そしてそれを法規制でもしないと。小学生の3割、中学生の6割が携帯を持って、世界の悪と繋がっている。
一所懸命努力をしてきたが、やはり限界がある。法的規制が必要である。

○欧米ではフィルタリングは親の常識であるが、日本では広まっていない。親の義務にすべきではないか。子供に携帯を持たせるとき、パソコンを使わせるときに、法的規制を掛ける方向で検討していただきたいと思う。あらゆる悪、いじめ、反社会的行動、全部携帯とインターネットが窓口である。

資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouiku/goudoubunka/dai2/siryou4.pdf