児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

有害情報から子ども守れ、ネット規制など強化検討

 画像掲示板管理者の責任については、民事責任と同様に、発見して違法性認識しながら削除しないという不作為責任で構成してほしくて、また最高裁に持ち込んでいます。
 裁判所は、作為義務の発生根拠と内容を示すなんてクリエイティブなことできないようです。
 いろいろ議論していただいて、この際、削除義務について法定してもらうと助かります。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070710AT1G1000M10072007.html
検討会は、内閣府調査で小学生の携帯電話の使用率31.3%、パソコンが同77.4%に上り、保護者が暴力やわいせつ画像などを扱う有害サイトの閲覧を心配している現状などを踏まえ設置。インターネット利用による子供の健全育成阻害や、子供が犯罪に巻き込まれる懸念がある情報へのアクセスをいかに防ぐかなどを検討する方向だ。

 具体的には、インターネット上の違法情報のほか、性的、暴力的な内容の雑誌、ゲームソフト、DVDの規制強化などが検討対象になる。(14:37)