児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

2007-11-11から1日間の記事一覧

逮捕までの段取り

そんなこと心配してもしょうがないと思うのですが、よくある質問です。心配しているうちに、又は、自分だけは逮捕されないと高をくくっているうちに逮捕されるものです。 どこの警察でもこういう感じでやってますよね。 1 捜査の端緒=被害児童の携帯電話(…

「素人モデル撮影会」の危険性

児童ポルノ・児童買春でもよく出てきますが、出会い系サイトには該当しないので、放任状態です。 児童モデルと本番行為をすると、児童買春+児童ポルノ製造で即、公判請求になります。 支払った金は「性交等の対償」ではなく「撮影の対価」だという弁解はし飽…

管理者の削除義務

地裁レベルでは掲示板管理人には当然に削除義務があるようですね。 名古屋地裁H18.1.16(幇助) 上記掲示板の開設者としてこれを管理し,違法画像が同掲示板に受信掲載されているのを発見した場合には,これを削除するなどして,これが不特定多数のインター…

ここは有害情報ではありません。

情報ネットワーク法学会で違法でない有害情報について議論していたんですが、違法情報についても法律の対応がはっきりしないので、「有害」というだけではどうにもうまくいきません。 このブログも「児童ポルノ・児童買春を助長するから有害だ」と思われがち…

性犯罪者の再犯防止への社会的取り組み −司法、行政、医療の視点から−

行ってないイベント。 常習的な福祉犯の被告人が精神科に受診したんですが、「異常なし、治療の必要なし」と言われました。 病的な原因によるものとそうでないもの(医学的には検知できない原因)があって、病的な方は治療効果があるかもしれないけれど、そ…