児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「東京医科歯科大が性犯罪者専門外来を開設へ」はガセ

 事件の関係で問い合わせたんですが、東京医科歯科大には現在も過去にも「性犯罪者専門外来」はないそうです。

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/423317.html
2006.02.27
東京医科歯科大が性犯罪者専門外来を開設へ 東京医科歯科大学は4月にも性犯罪者専門外来を開設する。保護観察期間満了者を対象とし、さらに自発的参加希望者も受け入れるのが特徴の一つ。外来の開設場所については、現在交渉中だという。同大難治疾患研究所の東本愛香氏らが2月23日に開催された日本社会精神医学会で発表した。
 2004年に発生した奈良小学女児誘拐殺人事件を機に、法務省は監獄法を改正し、性犯罪者処遇プログラムを策定するなど対策に乗り出している。性犯罪の再犯防止が目的だが、処遇期間に限界があるため、保護観察期間や仮出所期間を過ぎた性犯罪者の治療継続という面では、課題が残ると指摘されていた。

 性犯罪者に対する治療的処遇を、施設内でも保護観察でもやることになっているんですが、塀の外でできなかったことを、塀の中でやろうというのでしょうか?