児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

仙台市教委と児童淫行罪

 家裁の成人の刑事事件は非公開審理なので処分も非公開だと言う市長もいます。
 懲戒免職になっても当時の会議録に出てこない委員会ですから、会議録なんて信用できませんよね。
 なお、審理は全部公開で、判決書も閲覧可能になっています。

http://www.city.sendai.jp/kyouiku/soumu/kaigi-gaiyou03-rinji1.html
教育委員会会議の概要(3月臨時会)
◆ 日  時  平成19年3月2日(金曜日)午前10時00分
口頭報告〕
教職員課長
 教員の懲戒処分について2件報告する。
まず,仙台市立中学校元教諭が自校生徒に対し,わいせつ行為をしたことに係る懲戒処分についてである。この元教諭は,既に児童福祉法違反により実刑判決を受け,刑が確定しているが,これは教員として生徒の信頼を裏切る行為であり,公務員に対する信用を著しく傷つけるものであるため,懲戒免職処分としたものである。この処分については,その元となる事件の性質上,県警とも密接に連携をとり,協議を重ねた上で,誹謗中傷などの二次被害から被害生徒を保護するため,即時公表を控えたものであるが,去る2月3日土曜日に処分の事実が報道されることとなり,処分の内容及びその対象となった事件について二次被害を起こさない範囲に限り,その概略を公表したものである。本件については,極めて許しがたい,あってはならない事と深刻に受け止めており,今後,同様の事件が再び起こらないよう再発防止に取り組んでいく所存である。