児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

県民の皆様へ・公教育に対する信頼回復に向けて―― 私たちの決意 ――

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070418-00000232-mailo-l39
県教委の教職員を巡っては、今年に入り、香南市の男性中学教諭が児童買春容疑で逮捕、起訴されたり、県立高校の40代男性教諭が生徒にセクハラ行為をして懲戒免職になるなど不祥事が相次いでいる。

   土佐の教育改革10年
http://www.google.com/search?q=%E5%9C%9F%E4%BD%90%E3%81%AE%E6%95%99%E8%82%B2%E6%94%B9%E9%9D%A9%EF%BC%91%EF%BC%90%E5%B9%B4&rls=com.microsoft:ja:IE-SearchBox&ie=UTF-8&oe=UTF-8&sourceid=ie7&rlz=1I7GGLJ
の結果。

http://www.kochinet.ed.jp/190417ketui.pdf
県民の皆様へ・公教育に対する信頼回復に向けて
―― 私たちの決意 ――
私たちはこれまで、不祥事防止チェックリストによる自己点検や、それをもとにした話し合い、風通しの良い職場づくりなど、様々な不祥事防止のための取り組みを行ってまいりましたが、十分な成果をあげることができていません。
その反省と、土佐の教育改革10年の取り組みの経験から、学校を開き、学校・家庭・地域が協力して教育課題を解決することで、不祥事の起きない学校づくりが実現できることを改めて認識し、県民の皆様から信頼される公教育の確立に向け、不退転の決意を持って、次のことに取り組むことをお約束します。
県民の皆様には、今後とも本県教育の発展のため、地域の学校へのご支援をよろしくお願いいたします。

1 私たちは、教育の場におけるすべての物事の判断基準を、子どもの命と尊厳を守ることに置き、子どもたちが生き生きと学ぶことのできる学校づくりに取り組みます。
2 私たちは、これまで以上に学校を開き、保護者や地域の皆様に学校運営に参画していただくことを通じて、学校のあり方、教育活動のあり方を常に見直していきます。
3 私たちは、法令や社会規範を遵守し、教育に携わる公務員としての倫理性を高める不断の努力を続けます。
4 私たちは、助け合い支え合うことを最高の価値観とする共通認識を育て、不祥事を起こさない職場環境をつくります。
5 私たちは、初心に返って、子どもたちの教育に携わることの喜びと誇りを今一度心に刻み、使命感と責任感を持って仕事に取り組みます。

 被告人質問で「これからは心を入れ替えて真面目に生きます」とか言わせると、検察官はすかさず「被告人のこれまでの長年の生活態度で本件に至っているのに、一朝一夕に変わるんですか?」と突っ込まれますが、教育改革と言われて久しいのにこうも事件が多いというのは、教育委員会にも、「長年の改革を経て本件に至っているのに、一朝一夕に変わるんですか?」と聞いてみたいですね。