児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

被害者4人中3人と示談が成立して懲役3年の実刑(静岡地裁H19.3.23)

 路上で無差別というのは社会不安的要素がありますから。
 4件で3年なら軽い方ですが、控訴して減軽してもらうには、残り一人との示談とか、示談済の被害者に上乗せするとかいう手段があります。一応。

静岡・連続強制わいせつ:被告に懲役3年の実刑−−地裁 /静岡
 帰宅途中の女性を繰り返し襲ったとして強制わいせつなどの罪に問われた被告(24)に対し静岡地裁は23日、懲役3年(求刑・同5年)の判決を言い渡した。本間敏広裁判官は「犯行は卑劣で巧妙。刑事責任は重い」と述べた。
本間裁判官は、被害者4人中3人と示談が成立している点などを挙げたが、執行猶予付きの判決は妥当ではないと結論づけた。