児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

映画盗撮に厳罰、海賊版対策で防止法案提出へ

 著作権侵害としてではなく、予備罪的特別類型。
 送信可能化権は、予備罪的なんだけど、著作権侵害

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070211-00000001-yom-ent
自民党の一部議員が準備している「映画の盗撮防止に関する法律案(仮称)」では、許可なく映画を撮影すると、10年以下の懲役か1000万円以下の罰金という厳しい罰則を設ける方向だ。映画をビデオカメラで撮影するだけでは犯罪にならない現状を改め、海賊版の横行に歯止めをかけることを目指す。

 懲役10年と罰金を選択的に決めると、本権の量刑相場からすれば、ほとんど罰金になりますよね。
 ほんとに厳重処罰だというのなら、法定刑の下限を引き上げておくべきですね。これは効きますけど、バランスがとれません。