児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

おとり捜査”で児童ポルノ販売男を逮捕

 判例最高裁H18.5.16・大阪高裁H18.10.20)でPC内蔵のHDDそのものを販売する目的でなくて複製品のDVDを販売するであっても、HDDに販売目的が認められます。
 その前からそういう立件はあったと思います。

http://www.news24.jp/75336.html
 警視庁は15日、いわゆる「おとり捜査」によって児童ポルノDVDを販売していた男らを逮捕した。
 児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、2人で、外国人児童のワイセツな映像を販売する目的でパソコンに保存していた疑いが持たれている。
 警視庁はこのようなDVDの買い受け捜査、いわゆる「おとり捜査」で去年1年間に33人を検挙している。

 児童ポルノの存在や流通自体が権利侵害とするならば、おとり捜査には問題があります。