児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

小諸誘拐事件の容疑者が少女ポルノ

 通常は、徳島の裁判所が長野の捜査を待ってくれて、併合審理されます。その方が被告人に有利なので、弁護人も応じます。

http://www.shinmai.co.jp/news/20070112/a-1.htm
同署は昨秋、同容疑者を小諸の小学女児を連れ回したとして未成年者誘拐容疑で逮捕(告訴取り下げで釈放)。その後、徳島県警が、同県内の中2女子に対し、わいせつな行為やビデオ撮影をした容疑で逮捕、徳島地検が起訴していた。小諸署は12日にも再逮捕し、身柄を移して追及する。

 少年係の刑事さんの話だと、最初に強行犯係が担当すると福祉犯は立件されにくいということなんですが、性犯罪と福祉犯は守備範囲がオーバーラップしてますから、警察組織の問題として、一部取り逃がしていることになります。