児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

未成年狙った犯罪急増 道内摘発者5年で最多 性的被害が6割

 福祉犯の代表的ツールは
   携帯電話
   出会い系サイト
   車
ですから、全部北海道でも過疎地でも利用可能ですね。
 従来、盛り場中心であったのとはパターンが変わっています。
風俗嬢をデリバリーするという商売が「無店舗型風俗営業」として公認されている時代です。
 子どもが持っている携帯電話が犯行現場(犯人との接点)ですから、お巡りさんがパトロールする・交番で監視するという従来の防犯活動では無理なんですね。

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061231&j=0022&k=200612316302
一方、被害者のうち、性的被害を受けた二百三十四人の内訳は、中学生が九十六人と41%を占め、高校生が八十七人、無職四十六人など。
 児童買春で性的被害を受けた少女は九十二人に上り、このうち、中学生が半数以上の五十一人に上った。携帯電話の出会い系サイトを利用していた少女は三十三人いた。少女の多くが小遣い稼ぎを目的に、自ら売春を持ち掛けていたという。
 悪質な事例では、根室管内の高校教諭の男(31)が、出会い系サイトで知り合った女子中高生五人と児童買春を行った上、裸を撮影したとして、十月に児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されている。
 道警は、非行防止教室などで中高生を対象にした啓発に力を入れる一方、携帯電話会社に対し、少年少女が携帯を購入する場合は有害サイトへの接続を遮断するサービスの利用を促すよう要請する方針だ。