児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「出会い系」法改正1か月 届け出3割廃業? 代わってプロフ急増

 出会い系の一定期間のログを拝見しましたが、ほぼ全部売買春に関する内容でした。
 それを規制すると、そういう人たちが、ほかのサイトに引っ越すことになります。
 児童買春の未遂予備罪を作らない限りこれといった規制根拠がないですね。

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/mixnews/20090122ok0a.htm
児童買春、家出サイト…監視追いつかず
 「メールちょうだい」と呼びかける女子高生のプロフや、家出少女が宿泊場所を探す「家出サイト」……。ネット上では、出会い系サイトの規制強化の影響で、児童買春に絡む危うい書き込みはプロフなどに移り、ネット業者による監視も追いついていない。

 「大阪住まいの45歳。メル友募集。連絡ちょうだい」

 神奈川県内の中学3年の少女(15)にわいせつな行為をしたとして、昨年4月、神奈川県警が児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕した大阪府内の男(45)は、少女のプロフにそんな書き込みを送って、少女とメールでやり取りするようになった。

 「やせたいので、トレーニングしているの」という少女に対し、男がダイエット用の人気シューズをプレゼントすると持ちかけたのは3か月後。男は同県内まで出向き、プレゼントを口実に少女をホテルに連れ込んでいた。「児童買春を目当てに女子中高生のプロフを物色していたのではないか」。同県警幹部は指摘する。

 警察庁によると、昨年上半期に出会い系サイトに関係して摘発した児童買春などの被害児童は356人。前年同期に比べ41%も減少したのに対し、出会い系以外のサイトに絡んだ事件の被害児童は388人に上る。