児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

連続児童わいせつ男の上告棄却、懲役16年が確定へ

 強制わいせつと強姦の量刑調査に着手して、こんな事件ばっかり観測していると、被害者14人で16年だと、重すぎるとは思わえなくなりました。
 まあ、弁護人としては毎度「被告人を懲役××年とした原判決の量刑は重すぎて不当であるから原判決は破棄を免れない」と主張しているわけですが、調べるとよそも重いんですよね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000411-yom-soci
2003〜04年に佐賀、福岡両県で起きた連続児童わいせつ事件で、14人の児童に対する強制わいせつや強姦(ごうかん)致傷などの罪に問われた被告(34)の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は被告側の上告を棄却する決定をした。
 決定は22日付。被告に懲役16年を言い渡した1、2審判決が確定する