児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

おまけつきHDD2個(児童ポルノかつわいせつ物)の販売(大阪地裁H17.11.15)

 同種事件を受任しているので、どれくらいの量刑になるのかを偵察してきました。
 検察官の被告人質問でも論告でも量刑理由でも「被害児童の健全育成害した」ことが強調されるのですが(被告人と弁護人がわかってないのが怖いですが)、被害児童の人数にかかわらず、回数にかかわらず1罪。

 被告人質問で、
   児童ポルノが禁止されているとは知らなかった
   なんで禁止されているのかわからない。
なんて口走ると、集中砲火(裁判官と検察官からの十字砲火)を浴びますよ。弁護人と十分、予習してください。奥村弁護士事件の場合は、弁護人からの集中砲火だけです。(←これは予習十分)