児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

『子ども襲う』 ネットで増える犯行予告頭抱える教育現場

 奥村弁護士は某地裁で

違法情報(児童ポルノ)の投稿者と掲示板管理者は、事前に接触なくても共謀共同正犯だ

という事件を担当しています。
 また、最高裁では、高裁で

違法情報(児童ポルノ)の投稿者と掲示板管理者は、事前に接触なくても、管理者は単独正犯となる。
掲示板設置行為自体が実行着手であり、情報の書き込み完了時に既遂になる。
投稿者とは同時犯。
管理者の認識は未必的で足りる。

とされた事件を担当しています。

 それらの論理でいけば、掲示板管理者を各罪の正犯(単独犯or共同正犯)としてくくればいいことになります。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051026/eve_____sya_____002.shtml
「小学校を襲う」「子どもを殺す」−。インターネットの掲示板にこうした心ない“犯行予告”の書き込みが横行し、教育現場は戸惑いを隠せない。

児童ポルノ犯人だけ特別扱いしないでほしいなあ。