児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

サイバー犯罪は「労多くして利少ない」

 弁護人も「労多くして利少ない」なんですけど。

警察公論2005.03
コラム4 サイバー犯罪と捜査経済
まさるのいうように.サイバー犯罪の捜査にかかる人的・予算的コストは,一般の犯罪と比較して大きくなりがちである。限られたリソースの中で最適な成果を求められる現代的なマネジメントの観点からは,サイバー犯罪の捜査というのは.「労多くして利少ない」忌避されがちな仕事であるのかもしれない。
しかしながら.犯罪者.特に知能犯や犯罪組織にとっては「警察が嫌がる分野」こそが進むペき方向であり.欧米においては.現にそのような傾向が顕著になりつつある。