児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童買春罪で書類送検された医学部6年生の医籍登録は、罰金刑が確定すると数ヶ月保留されるじゃろう。

 罰金刑になると、(大学で停学になって単位不足で受験資格が遅れることもありますが、)法律上は医師国家試験の受験には支障はありません。
 医師法4条3号に該当するので医籍登録申請の時に前科照会されて数ヶ月保留されると思われます。
 医師免許が取れないわけではなく遅れます。就職にも支障が出ると思われます。前科消滅(5年)を待つわけにも行かないでしょう。 この時点で起訴猶予なるように頑張るしかないでしょう。
 

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO201.html
医師法
第四条  次の各号のいずれかに該当する者には、免許を与えないことがある。
一  心身の障害により医師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるもの
二  麻薬、大麻又はあへんの中毒者
三  罰金以上の刑に処せられた者
四  前号に該当する者を除くほか、医事に関し犯罪又は不正の行為のあつた者

http://www.nikkansports.com/general/news/1555852.html
少年捜査課と金沢署によると、逮捕容疑は、共謀して、13年9月26日午後7時20分ごろから午後10時ごろ、当時16歳で高校1年生だった女子生徒(18)を東京都文京区内のホテルで開いた乱交パーティーに参加させ、客の山梨大医学部6年の男子学生(31)に、1万3000円で買春、売春の相手として引き合わせて、みだらな行為をさせるなどした疑い。

容疑者は翌月の13年10月29日、東京都港区内のホテルで乱交パーティーを開き、別の当時16歳で高校1年だった女子生徒(18)を同じ男子学生に1万円で引き合わせ、みだらな行為をさせた疑いもある。

 少年捜査課などは21日、常連客だった山梨大の男子学生についても、児童ポルノ・児童買春禁止法違反(買春)の疑いで書類送検した。
東京都教育委員会によると、容疑者は都の教員。容疑者が勤務する学校によると、事件後の14年4月から教員として勤務し、本年度は中3の学級担任を担当し、普段の勤務態度には問題はなかったという。同校は21日、保護者説明会を行うとともに生徒たちに状況を説明した。副校長は「犯行が事実なら本当に残念です」と話した。都教委は、「事実関係を調査し、適切に対処したい」としている。