児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

大コンメンタール刑事訴訟法第2版第9巻

 判例を2個提供しました。

P144 名古屋高判平18・6・21 高集59巻2号4頁,児童買春等処罰法の児童ポルノ公然陳列の共同正犯→不作為従犯

P607児童淫行罪と児童ポルノ製造罪とは併合罪の関係にあるのに観念的競合として家庭裁判所が両者の審理・判決をした場合について,不著反正義とした判例がある(②最決平21・10・21集63巻8号1070頁,被告人に特段の不利益があったとはいえない)。