児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

「家族殺す」12歳女児を脅して裸の写真送らせる 無職男を逮捕

 強制sexting事例ですが、強要罪は成立せず、強制わいせつ罪+3項製造罪の観念的競合になると考えます。


http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20090221#1235210967
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20101108#1289104831
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20101113#1289658985

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101122-00000607-san-soci
武南署の調べでは、容疑者は7月15日から21日までの間、インターネット
のコミュニティーサイトで知り合った栃木県の小学6年の女児(12)に対
し、「裸の写真を送れ。送らないと家族を殺すぞ」などとメールを送って脅
し、女児の裸の画像など計10枚を携帯メールで送らせ、自分の携帯電話に保
存した疑いが持たれている。容疑者は埼玉県内の中1の女子生徒(12)に裸
の写真を送らせたとして、強要の疑いで9月14日に逮捕されていた。

 せっかく捕まえても、軽く処罰していたのでは、一般予防にも特別予防にもならんでしょ。