児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録記録被告事件弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 hp3@okumura-tanaka-law.com)

性犯罪・福祉犯(監護者性交罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

GREEが青少年保護の取り組み強化、ミニメールもパトロールの対象に

 ここまでやるかという感じですが、小学生の同意を取るんでしょうか?
 実は、携帯端末を誰が使っているかは把握できないので、年齢認証というのもなかなか難しいようです。
 コミュニティサイト利用の性犯罪・福祉犯については、「犯人がどうサイトを利用して児童と接触したか」という手口が明らかでないので、盲目的に対策している感じです。警察にお願いして手口を教えてもらってはどうか。刑事確定訴訟記録法で閲覧することも可能。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100714_380664.html
GREEでは、2006年11月から24時間体制でのサイトパトロールを実施しているが、これまでの日記、コミュニティなどでの投稿に加えて、ユーザー間で交わされるミニメール(GREEメール)の内容も対象範囲とし、違反行為の取り締まりを強化する。また、小中高校の夏季休業期間が開始するタイミングに合わせて、テレビCMを活用した啓発活動を開始する。

http://www.gree.co.jp/news/press/2010/0714.html
このたび当社では、さらなる青少年の保護および健全なサイト利用を目的として、GREEにおいて、日記、コミュニティ等での投稿に加えて、ユーザー間で交わされるメールの内容についてもサイトパトロールの対象範囲とし、違反行為の取り締まりを強化します。また、小・中・高等学校の夏季休業期間が開始するタイミングにあわせて、テレビCMを活用した啓発活動を開始いたします。さらに、利用者の年齢認証の確実性向上を目的に、当社がKDDI株式会社(以下KDDI)と共同で運営する、au ユーザー向けSNSau one GREE」において、KDDI保有する年齢情報を活用した年齢認証システムの導入に向けて本格的に検討を開始いたしました。

<サイトパトロールの対象範囲の拡大> (2010年7月下旬より開始)
GREE内における青少年の保護および健全なサイト利用を目的として、以下の施策を実施。
・ユーザー間で交わされるメールの内容について、サイトパトロールの対象範囲とする。
・禁止された単語が含まれるメールの送信を不可能とする。
・メールの利用において禁止行為が確認された場合、削除や利用停止等の措置をとる。
・メール内容の確認に際しては、その目的および内容等につき、利用者に対して適切で十分な周知を行い、利用者による同意を得る。

 手口がわからないというのはどういうことかといえば、例えば街頭犯罪として「犯人が帰宅中の被害者を駅前から追尾して人気のない暗いところで背後から抱きつく」という強制わいせつ罪が頻発する場合は、そういう手口に対する警戒を呼びかけたり、街灯をつけたり、パトロールするとか、不審者を職務質問するとかの対策を取るわけです。
 しかし、コミュニティサイト利用の場合は、犯人側についても被害者側についても、ゲーム業者がどうして事件に至ったかの調査が入っていないので、原因が把握できていないのに、とにかく年齢確認の徹底とか監視強化を強めているという感じです。