森山・野田・島戸説にそって児童に製造罪の正犯性を認める限り、どう理屈をこねても、児童が正犯(2項製造罪・1項提供罪)ですよね。
こういう事案で児童に正犯性を否定したいのであれば、すべての製造罪について、児童の正犯性を否定することになる。個人的法益重視。
それでいいと思うんですが、立法者と自認するこの人等は、保護法益に社会的法益を入れているので、それができないんですよ。
立法者に自問自答して苦しんでほしいところです。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20090819/194580
児童ポルノ製造違反容疑でアルバイト男を再逮捕 今市署
(8月19日 16:04)
逮捕容疑は、7月26日、携帯電話のゲームサイトで知り合った福島県内の女子高校生=当時16歳=が18歳に満たないのを知りながら、女子生徒の携帯電話で女子高生自身の裸を撮影させたうえメールで送信させ、画像を受信・記憶し表示した疑い。
弁護人はこの疑問を投げかけるべきです。自信ない分ちょっと軽くなるから。奥村にだまされたと思って、言ってみろって。