児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ブロッキングで救えるのか?

 外国サイトへ接続できなくしておいて、自国内のサイトは国内法で摘発していけば、ネット上に児童ポルノは無くなるという考え方です。
 P2Pやメールで配布されるものは、こういう技術ではブロックしがたいですが、まあ、それも、現行法の処罰対象なので、がんばって取り締まって壊滅するという前提です。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20090806/20090806-00000030-jnn-soci.html
児童ポルノは、いったんインターネット上に流出すると回収は極めて困難で、被害にあった子どもは将来にわたって心に深い傷を負うことになります。
 このため、インターネット協会などの民間団体や有識者らが協議会を立ち上げていて、違法サイトに接続できないようにする「ブロッキング」の実施に向け、技術的・法的な課題について検討を始めています。(06日13:31)