「eMule(イーミュール)」というのは初めて聞いたんですが、記者からは「『eMule(イーミュール)』も知らないんですか?」って聞かれました。
注目されるのは、「提供目的」とされている点です。従来は「公然陳列目的」だったんですが、いつの間にか変わっています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081112-00000005-yom-soci
74か国連携でネット児童ポルノ摘発、埼玉県警が2人逮捕
11月12日3時15分配信 読売新聞
インターネットのファイル交換ソフト「eMule(イーミュール)」で、児童ポルノの動画を海外のユーザーらに提供する目的で所持していたとして、埼玉県警が男2人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)容疑で逮捕したことがわかった。
世界中で広く利用されている交換ソフトによる児童ポルノの摘発は、国内では初めて。
ネット上の児童ポルノを巡っては、日本を含む世界74か国が連携して根絶に向けて動き始めており、今回の摘発もその一環。県警は、ほかにも関東地方の男数人の自宅などを同容疑で捜索し、押収したパソコンのデータの解析を進めている。
追記
振り返ってみると、この作戦の一端ですよね。単純所持罪がなくても、5項所持罪(不特定多数)で検挙できるということですね。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2523523/3388509
逮捕者の社会的地位や職業はさまざまで、旅客機のパイロットや介護士、タクシー運転手、銀行員などが含まれている。また、逮捕者の年齢も、未成年から年金で暮らす高齢者までさまざまだった。逮捕者のうち2人は自ら児童ポルノを制作しており、被害者には自身の家族らも含まれていたという。
スペイン警察は前年、ブラジル警察と合同で捜査を開始しており、各国警察の専門機関の協力で、75か国で1万8000回におよぶ児童ポルノの送信を確認している。(c)AFP