児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

インターネット上に設けられたパソコン向けのホームページ(HP)が、携帯電話で閲覧できるように無断で組み替えられた上、成人向け広告を付け加えられていること

 携帯からのキーワード検索だと、アダルト広告付の携帯サイトが上位にヒットしますね。
 不正アクセスして、リンクとかバナー広告を潜り込ませるのもあったかと思いましたが、そこまでしなくてもできるということです。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001527542.shtml
財団法人インターネット協会(東京都)は「これまでにない着目点だ。広告収入による金もうけが目的だと思われる。アダルト広告が入るのはおかしいし、利用者は正式なHPと勘違いするかもしれない」と話す。
 具体的な被害は確定しにくいが、著作権に詳しい柿沼太一弁護士(兵庫県弁護士会)は「パソコン向けHPを作った企業などは、携帯向けへの変換を想定しておらず、変換自体が著作権法に触れる可能性がある」と指摘する。兵庫県警には、今のところ被害の訴えはないという。

 許諾無くやれば著作権法違反ですが、そこまでして広告するんですね。