弁護人として判決を聞いてきましたが、法令適用の誤りに対する判断の朗読は早口で読んでもわからないということで省略されました。
量刑不当で破棄減軽されましたけどね。
違う判例もあるけど、しっかり減軽しておいたから、
上告しても刑期は変わらないよ
との説諭。
たしかに、原判決を4月も軽くして、法定通算と原判決の任意算入とで、執行刑期は1/2くらいになっています。
法令適用(罪数論)で難しい判断を迫っておいたのが功を奏した感じです。
減軽のポイントは、一審弁護人(関東)が拒んでやらなかったことを淡々とやっただけです。
被告人に優しい裁判体です。
他方、こうなると、札幌高裁は心細いでしょう。