児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

本をネットオークション 代金求め弁護士が提訴 買い手は「懲戒請求する」と書き込み→「脅迫」を主張し、控訴

 買主は必ずしも信用できないのだから、代金引換で送ればリスク回避できますね。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news001.htm
 訴えられた男性は「ヤフーオークション」の質問欄に昨年10月、「訴えを取り下げなければ、富山県弁護士会に懲戒請求を行う。面倒なことになるのが嫌なら、速やかに訴えを取り下げよ」と書き込みした。弁護士はこの書き込みで脅迫されたとして、代金のほかに精神的苦痛に伴う慰謝料20万円の支払いも追加して求めた。
 同簡裁(広瀬信義裁判官)は昨年11月、本の代金2万4980円の支払いを命じたが、懲戒請求すると脅したことへの慰謝料については、「弁護士である原告と一般市民の被告の立場を考えると、被告の行為はやむを得ず、不法性があったとまでは言えない」と棄却した。