児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童買春と出会い系サイト 携帯各社、規制に本腰 /北海道

 北海道の町村の事件が多いようですが、出会い系にアクセスできる携帯電話を無警戒に子どもに与えるということは、そこまで盛り場が来てるのと一緒ですから、抵抗力が弱い田舎の中高生がよく引っかかるということです。
 子ども連れて、すすきのとか歌舞伎町とか行かないですよね。
 デフォルトでフィルタリングをONにできない理由を聞きたいところです。
 フィルタリングが装備されても、そう変わらないと思いますが。結局、ユーザーの意識ですから。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070311-00000002-mailo-hok
ニュースワイド2007:児童買春と出会い系サイト 携帯各社、規制に本腰 /北海道
 ◇被害急増
 2月上旬、石狩市の駐車場の車内で、市内の中学3年の少女(15)に現金5000円でみだらな行為をした疑いで、札幌市白石区の会社員の男(34)が児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された。少女は「小遣い欲しさにやった」と話した。この2人をつないだのが、携帯電話の出会い系サイトだった。
 全国で少女の買春被害が急増している。警察庁によると、06年は同法違反事件で過去最多の2229件(前年比180件増)が検挙され、児童買春の被害者1335人のうち486人(約36%)が中学生だった。道内でも143件(同71件増)検挙され、被害者95人のうち52人(約54%)が中学生だった。
 ◇地域差消失
 中高生の買春被害増加の背景には、携帯電話の普及がある。「日本PTA全国協議会」(東京都)や道教委によると、全国の携帯電話を持つ中学2年は02年の約24%から05年は約50%に増加し、05年12月の調査では道内の中学2年の約44%、高校2年の約93%が保有していた。
 05年の道内の被害者70人のうち、21人が携帯電話の出会い系サイトを利用していた。また、06年の被害者は札幌市では4594人に1人の割合だったが、人口10万人未満の郡部では3750人に1人と地域差もなくなった。道警少年課は「以前はテレクラなどが多かった都市部に被害が集中していたが、携帯電話でどこからでもアクセスできて知り合えるようになり、地域差がなくなった」と分析する。