児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

<貨幣損傷>手品用に硬貨に穴開ける マジシャンら逮捕

 そういうタネだったわけですね。
1万円札を刷るという手品も本当なら通貨偽造罪です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061115-00000054-mai-soci
調べでは、4容疑者は昨年から今年にかけ、10〜500円硬貨計約400枚に、工作機械で穴を開けたり縁を削るなどの加工をし、手品用コインを製造した疑い。いずれも容疑を認めている。

 アメリカで1セント硬貨を好みのメダルにする機械がありますが、日本ではだめです。

貨幣損傷等取締法
(昭和二十二年十二月四日法律第百四十八号)
最終改正:昭和六二年六月一日法律第四二号
○1  貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶしてはならない。
○2  貨幣は、これを損傷し又は鋳つぶす目的で集めてはならない。
○3  第一項又は前項の規定に違反した者は、これを一年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
   附 則
○1  この法律は、公布の日から、これを施行する。
○2  昭和十五年大蔵省令第四十号(補助貨幣のしゆう集、鋳つぶし又は損傷の取締に関する省令)は、これを廃止する。
   附 則 (昭和六二年六月一日法律第四二号) 抄
(施行期日)
第一条  この法律は、昭和六十三年四月一日から施行する。