児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

名古屋地裁で管轄違判決発見

 最高裁からの情報では
    名古屋地裁平成15年7月×日H14わ第xxxx号児童福祉法違反
という気になる判決がある。
 どうすりゃ、児福が地裁に係属するのか。

 これを閲覧請求したら出てきたのは
    名古屋家裁平成15年9月×日H14少イ第xx号児童福祉法違反
という判決書。実刑
 これは、違うよな。判決日と裁判所が違う。
 しかも
    名古屋家裁平成15年9月×日H14少イ第xx号児童福祉法違反
をみると、証拠の標目に
   被告人の公判供述調書(手続調書抄本添付のもの)
という見慣れない記載。普通は裁判所が生で聞いているので
   被告人の公判供述
のはず。
 別の裁判所の存在がうかがわれる。
 調べてもらうと、
    名古屋地裁平成15年7月×日H14わ第xxxx号児童福祉法違反
は管轄違判決。閲覧できず。
 記録係によれば児福のみを地裁に起訴したらしいよ。