児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

裁判例コンメンタール刑法〔第1巻〕

http://tachibanashobo.co.jp/mokuroku/html/200607-1.html

裁判例コンメンタール刑法 第1巻

裁判例コンメンタール刑法 第1巻

 著者の裁判官に当たったらこの本の記載をぶつけようと思って。

 罪数論の機能は、処断刑形成の場面に尽きるものではない。罪数論は二重起訴の範囲、訴因変更の限界、一事不再理効の範囲など訴訟手続き上の諸問題決定の基準となるが、ことの性質上、これらの場面における判断の誤りはその結果ないし影響が大きい。
 罪数論は実務家にとって正確な法適用を行うための必須の課題たるを失わない