http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050328it01.htm
病院の発表は必ずしも信用できません。
手術経験というのは、
経験値で、
100件実施
うち、死亡3件
手術リスク3%
という風に計算するわけで、それが手術説明書にも記載されることが多いわけです。
しかし、奥村弁護士が原告代理人だった
でも、
日本で初めての手術(腹腔鏡補助下腹部大動脈瘤人工血管置換術)について
経験値ベースで
手術リスク5%
と説明していました。
「5%」というのは、最低でも20回やって1回失敗しない限り出て来ない数字で、根拠がなかった。
だから
全く承諾のない手術だ
病院は全損害を負担する責任がある
というのが訴訟の争点になりました。が、説明義務違反のみが認容され、双方控訴せず確定しました(大阪地裁H17.1.26)。