http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050311k0000m050038000c.html
刑事弁護の被告人質問でもよくこう言いますが、
実際にやってしまったわけですから
それだけではあんまり信用されません。
過大な目標を掲げるとかえって信用できない。
成人するまで
でいいんじゃないのか。
むしろ、
細かいことでもいいので、そのときまでに実践したことを報告させた方が、信用されるし、
実際の再犯予防に役立つと思います。
その罪の害悪について説明した本を読んで感想文を書くとか。
道路交通法違反の公判請求事件なら、
生涯2度と違反はいたしません
と誓わせる前に、
もう一回教習所(再教育コース)に通わせる
適性検査で弱点を知る
などして、その結果の資料を書証で出しておいて、
道路交通について再教育をうけました。
危険性もわかりました。
だから、2度と違反はいたしません
と誓わせるのが効果的です。
奥村弁護士の実践例では、執行猶予中の再犯の事例で、求刑3月のところ、上記の事実が有利に評価されて判決2月(実刑)になりました。