児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

那覇地検で刑事確定訴訟記録法による閲覧

 那覇にいます。日帰り。
 縁あって、那覇地検で、児童買春,児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律にかかる公判請求事件25件の確定記録を閲覧しました。
 判決書は閲覧許可が出たので、ADF付スキャナーでPDFにして持ち帰りました。紙資源と謄写代(1枚40円)の節約。

 実刑判決は施行後3件。
 いずれも、対償約束で騙したとか、同種前科あるとか、同種事件で執行猶予中とか。

 検察事務官さんもここ読んでいるそうです。保管検察官殿にもよろしくお伝え下さい。御世話になりました。≦(._.)≧

 奥村弁護士は弱気弁護人なので、執行猶予になるとか、量刑の保証はしないんですが、量刑の統計とか、類似事案の裁判例とかは調べてきて教えることは出来ます。
 同じ裁判所の同種同等の事案で、他のみんなも実刑だったら実刑でも納得できるし、自分だけ実刑なら量刑不当で控訴すればいいし、弁護士のいい加減な量刑予測よりは使えるでしょ。
 
 相変わらず、訴訟関係人の誤字が多い。
 手書きの弁論要旨もありました。「人間の本能だ」って書いてあった。

 年令認識等を争った事例はありますが、法令解釈については、無風。
 本土なら「性器接触行為」とされる事案も、「性交類似行為」。
 所変われば法変わる?