児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

電子媒体上の「他人の」電磁的記録の没収について 東京高裁判決平成15年6月4日の事例

http://www.okumura-tanaka-law.com/www/okumura/etc/keiho040725/kansai040725data.htm
 もし、誰かが児童ポルノniftyのサーバーに記録していて、そいつが、陳列罪なり保管罪で有罪となったときに、刑事裁判所は、サーバーそのものを没収(第三者没収)することができるが、サーバー上の児童ポルノデータのみの削除ができるか?関係ないユーザーのデータ保護はどうするか?という問題です。
 上告審の判決を1年以上も待っているのですが、まだ出ません。

児童ポルノの実物を公開しています。
http://www.okumura-tanaka-law.com/www/okumura/etc/keiho040725/JS6E.GIF