児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

効率性・多様性・自由 インターネット時代の著作権制度のあり方 田村善之

北大法学論集53-4 2002 
解釈論はともかく、立法論として考えれば、世界中のインターネット・ユーザーのパソコンとファイルを共有できるということは、一昔前では考えられなかったような話なのであって、それを否定することは技術的な進歩の利用を妨げることでしかない。著作権法をして、技術的に時代遅れになりつつあるメディアの既得権益を維持するための道具に乾めることは避けなければならない。著作権法の究極的な目標が、著作物の創作活動を刺激することによって著作物の普及を促すところにあるのならば、その目的を実現しうるよう、技術や社会の環境の変化に合わせて著作権法も変化していく必要があろう。