児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童ポルノ製造罪と性犯罪との随伴性

 小学生の製造の場合、7〜8割が性犯罪に伴い製造されているということです。撮影=強制わいせつ罪なので当たり前といえば当たり前です。

H24の統計

平成24年中の児童虐待及び児童ポルノ事犯の検挙状況等について
公安委員会報告案件)平成25年3月7日
H24
低年齢児童の深刻な被害
児童ポルノ事犯の検挙を通じて平成24年中に新たに特定された被害児童531人に、年齢鑑定を実施して事件化した被害児童733人を加えたし264人のうち、小学生以下(年齢鑑定で可能性ありと認定されたものを含む。)は56.3%(711人)を占め、児童ポルノ事犯の約半数は低年齢の児童が被害者と認められる。
新たに特定された小学生以下の児童ポルノ(被害児童数73人)の製造手段については、強姦・強制わいせつによるものが76.7%に上る。

H25の統計

平成25年中の児童虐待及び児童ポルノ事犯の検挙状況等について
公安委員会報告案件)平成26年3月4日
2 児童ポルノ事犯
送致件数は過去最多。ファイル共有ソフト利用事犯は減少するも高水準。
被害児童(平成25年中に事件を通じて新たに特定された者)数は過去最多。製造事犯が大幅に増加。低年齢児童の約7割が強姦・強制わいせつの手段により製造。
スマートフォンを使用して被害にあった児童は211人で、前年比約4倍に増加。
・・・
平成25年中の児童虐待及び児童ポルノ事犯の検挙状況等について(配布資料)

H24 小学生以下
強制わいせつ罪65
強姦     8

H25 小学生以下
強制わいせつ罪54
強姦     12

自画撮の製造(小中)
H24 207
H25 270