児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

中学時代の「性被害」訴えた元ジュニアアイドル その前になんと「AVデビュー」していた

 ジュニアアイドルとしての影響でAVに出ているという見方もできるので、関係機関は保護しないとダメなんじゃないですか。放置ですか。
 産経新聞ももう少し追いかけて欲しいなあ

東京レズストーリー 小川未菜/さとう遥希 [DVD]http://www.yodobashi.com/ec/product/100000009001938321/index.html

http://www.j-cast.com/2013/10/23186815.html?p=all
記事ではその後の活動について一切触れられていなかったが、実は現在もアイドル活動をしている。公式サイトでは忌まわしい「黒歴史」であるはずの中学時代のDVD作品も紹介している。
ところが、自身初となるAV作品(レズビアンもの)を最近発売した。ネットで小川さんを検索してみた人からは、産経記事の悲しみを湛えた表情とは違い、アイドル然とした姿に驚く声も多い。一部からは「名前でググったら現在も絶賛活動中で、なんだかなーと思った」「正直説得力が感じられない」「売名目的じゃないの?」という批判の声まであがっていた。
AV転身話で自傷行為もしていた
小川さんがアイドル活動に復帰するまでには紆余曲折があったようだ。夕刊フジ公式サイト「ZAKZAK」で2012年から連載が始まった「アイドルの闇を告発」では、「もうアイドルの世界に戻ろうとは思いません」(昨年6月)と話していた。特にAVに関してはすさまじい拒絶反応があり、AV女優への転身を持ちかけられたのを機にアイドルを引退したという。「今だから言えますが、当時は何度か薬を大量摂取したり自傷行為したりしたこともありました」とも打ち明けているほか、一時は心理学を勉強してカウンセラーになりたいとも書いていた。
しかし13年5月に一転、「実は近々復帰も考えていました」と書き、アイドル活動を再開することを示唆した。現在もブログやツイッターなどを頻繁に更新している。
小川さんに取材を申し込んだところ、1週間以上経って返事が来た。AVなど過激な作品に出演した理由について「色々言われると思いますが、お仕事としてきちんと脱ぎたかったので」と自ら納得した上で出演していることを明らかにした。ただし、「これ以上はありません」と今回限りの出演だということを強調した。公式サイトにAV作品の告知がないことについてはノーコメントだった。

【助けて下さい−子供性被害の現場から】(上)児童ポルノ事件
2013.10.03 産経新聞
 ■借金…「やめられなかった」
 「小さい水着を用意され、わいせつなポーズをとることを強要された。怖くて断れませんでした」
 ◆つり上がる報酬
 かつてジュニアアイドルとして活躍していた小川未菜さん(20)は、中学生のときに複数受けた性的被害についてこう話す。
 母親に勧められ、幼い頃に経験したジュニアアイドルの活動を再開した矢先のことだった。DVD制作会社や出版社、写真家などの主催者から撮影会の様子をブログで発信することを口止めされたこともあった。
 通っていた中学校に事実が知れ、「AV女優」といじめられた。不登校になり、何度も母親に「やめたい」と打ち明けた。しかし、借金などで、母親は「家計が苦しい。生活できなくなる」と言い、やめられなかった。母親は、未菜さんがアイドルを続けることを望んだ。「どんどん新しいアイドルも増えてきている。今、中途半端にやめてしまうと後悔することになる」
 1回の撮影会の報酬は数十万円。きわどいポーズをとれば値段はつり上がる。だが、預金通帳は母親が管理。お金がどう入ってくるかは知らなかった。小川さんは結局、高校にも行けず、勉強することすらできなかった。
 ◆事情を知りつつも
 「ジュニアアイドルにならないか」。15歳以下の小中学生に街中でこう声を掛けてスカウトし、露出度の高い水着を着せてわいせつなDVDを撮影・販売する手法は「着エロ」と呼ばれ、主に女児が被害に遭っている。
 児童買春・ポルノ禁止法による摘発事例はある。しかし、わいせつ性の線引きが難しかったり、抵抗できない子供が被害者のため告訴が少なかったりして摘発できないケースもある。こうした中で、法の隙間をかいくぐるように違法性ぎりぎりの商品が制作・販売され続ける。
 アイドル業界の関係者は「一時は摘発が厳しくなり児童を使うのを控えるケースもあったが、今でも実態は変わらない」と実情を明かす。「貧困など家庭の問題を抱えた子たちが被害に遭っている。撮影現場は強制わいせつの犯罪現場そのものだが、親は事情を知りつつも子供を応援する、との名目で許容している」

 背景にあるのが、児童のわいせつDVDを購入する大人の存在だ。

 元気に学校に通っているはずの子供たちが大人の事情によって性的搾取のターゲットにされている。3回にわたって現状と課題を追う。