児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者性交・不同意性交・不同意わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録・性的姿態撮影罪弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

児童ポルノ摘発44%増、過去最多に

 刑事課やら生活安全課やらの縄張り意識をなくして、撮影型の強制わいせつ罪に3項製造罪を追加すればなんぼでも増えますよ。罪数処理は悩みますが。
 その証拠に、強制わいせつ罪(176条後段)に3項製造罪を加えるようなになったので、13歳未満の被害者が増えています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110224-00000326-yom-soci
事件のうち、児童の裸体を撮影するなどの「製造」が624件で最多で、不特定多数への「提供」(496件)と合わせ8割を占めた。摘発人数も過去最多の926人で、うち25人は小中学校などの教育者だった。

 被害児童の7割が中高生だったが、栃木県警が昨年10月、知人の娘(1)のわいせつ画像を撮影した男(29)を逮捕するなど、小学生以下も2割(126人)に上った。また、全体の約1割(72人)は男子児童だった。

 適用できる法条はフル活用しないと

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110224-00000036-jij-soci
内訳は、小学生以下がほぼ倍増の126人で20.4%を占めたほか、高校生が228人(36.8%)、中学生が226人(36.5%)などだった。男女別では、男児が3.6倍の72人となり、11.6%を占めた。
 摘発人数は276人増えて926人。このうち、学校教師や塾講師、保育士などの教育者は約3.5倍と急増し、25人に上った。
 摘発した事件で、違法画像をサイトに掲載するなどインターネットを利用した手口は276件増えて783件となり、約6割を占めた。このうち、不特定多数を相手に違法画像をやりとりするファイル共有ソフトが使われたのは156件だった。
 同庁は「ネット上に画像を掲載する手口が減る一方で、ファイル共有ソフトを利用した事件が増加傾向にある」と分析しており、摘発を強化する方針だという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110224-00000522-san-soci
被害児童のうち男児は前年の3.5倍超の72人。年齢別では中学、高校生がそれぞれ226人、228人と大半を占めたが、小学生以下も2倍以上の126人で全体の2割に上った。

 違反別では、単純製造が624件でトップ。不特定・多数への提供(496件)、特定少数への提供(108件)と続いた。容疑者のうち学校や塾などの教育関係者は前年の7人から25人と大幅に増加した。