児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

米兵の被害女性に「セカンドレイプ」 田母神氏ツイートに批判殺到

 性犯罪が報道されると、必ずといっていいほど、被害者を叩く人が出てきますね。
 被害者の落ち度とかは弁護人に任せましょう。
 犯行時間が深夜早朝だというだけで被害者の落ち度とするような判決は最近見ないけど、捜せばあるかもしれません。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121022-00000006-jct-soci
■「愛国者どころかまともな人間ですらない」
 田母神氏のツイートに対し、ツイッターユーザーからは「あなたの考えだと、強姦していい時間帯があるように読み取れますが」「米兵による強姦被害者を貶める様な発言をする人物が愛国者気取りか?この様な発言をする人物は愛国者どころかまともな人間ですらないだろう」など、怒りのツイートが寄せられた。
 また、「同胞の女性が暴行を受けたなら、事実調査を求めつつ相手国に毅然と抗議するのが『愛国な人』だと思っていたら、その女性の自己責任だと言わんばかりの言い回しを採用することで、自説やアメリカ様を守ることを優先するかのような姿をみせつけられた」と、田母神氏が常日頃「愛国」を主張していることを揶揄するようなツイートも見られる。
 また、田母神氏のツイートにある「平成7年の暴行事件」が、1995年9月に発生した「沖縄米兵少女暴行事件」を指しているとすると、この事件の被害者は女子高生ではなく女子小学生で、犯行時刻も朝4時ではなく夜8時だ。この点、田母神氏の指摘は誤っている。
 さらに今回の事件について「テレビは時間について全く報道しない」とした点についても、フジテレビ系のFNNと日本テレビ系のNNNがそれぞれ「午前4時半ごろ」「午前4時頃」と報じており、「セカンドレイプの上にデマまで流すのか」との非難を浴びている。
 なお、10月22日18時現在、田母神氏はこのツイートについて謝罪、訂正などは行っていない。