児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

ライブチャットだと児童ポルノ罪は成立しない

 立法者は単純所持にばっかり集中しているようですが、こういうのは画像が固定されてないので、児童ポルノ罪になりません。

児童福祉法違反の疑い=北海道
2011.08.03 読売新聞
 札幌中央署は2日、容疑者ら男3人を児童福祉法違反(有害支配)容疑で逮捕したと発表した。
 発表によると、3人は昨年4月から8月、札幌市中央区のマンションで、ウェブカメラで男女が会話などをするサイト「ライブチャット」に、千歳市に住む16歳から17歳の少女3人を登場させ、わいせつ行為をする画像を配信させた疑い。

<ニュースファイル>児童福祉法違反容疑で逮捕*札幌中央署
2011.08.03 北海道新聞
 札幌中央署は2日までに、児童福祉法違反(有害支配下)の疑いで、3人を逮捕した。
 逮捕容疑は昨年4〜8月、札幌市中央区のマンションの一室にカメラ付きパソコンを設置し、インターネットで映像などを中継する「チャットルーム」を運営。千歳市の16〜17歳の女子高校生3人を18歳未満と知りながら雇い、ルーム内でいかがわしい行為をさせ、映像を配信した疑い。