児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

LimeWireで公然陳列した事例

 画像ファイルをばらまいている点で、公然陳列罪ではなく4項提供罪(不特定多数)だと考えています。
 罰金かもしれませんが、「公判請求される」と思っておいた方が後が楽。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000072-jij-soci
逮捕容疑は20日、パソコンに内蔵されたハードディスクに保存した少女のポルノ動画や写真を、ファイル共有ソフトを使って、ネット利用者に閲覧できるようにさせた疑い。
 文科省によると、容疑者は学校の防災施策を担当しているという。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000543-san-soci
ファイル共有ソフト「LimeWire(ライムワイヤー)」で、不特定多数の利用者が閲覧可能な状態にしたとして
逮捕容疑は20日朝、自宅のパソコンを使い、ネットで18歳未満の少女のわいせつな動画ファイルをダウンロード。さらにライムワイヤーの共有フォルダに保存し、他の利用者が閲覧できる状態にしたとしている

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000056-mai-soci
逮捕容疑は、ファイル共有ソフト「Lime Wire」を使って児童ポルノ画像を自分のパソコンに保存し、不特定多数が見られるようにしていたとしている。県警のサイバーパトロールで発覚した。画像は10代くらいの女児の裸を撮影したものらしい。容疑者は学校の耐震化を進める仕事を担当し、文科省は「事実関係を調査中」としている