児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

道内でも児童ポルノ摘発増加 複製広がり回収困難 法改正求める声も

 悪質だという割には、札幌高裁って、罪数処理すらわかってないですからね。ビシビシ処罰できません。
 観念的競合で起訴してしまう検察官も勉強不足だし、鵜呑みにする裁判所も勉強不足。弁護人は併合罪だとちらっと言いました。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/207705.html
「大人のわいせつDVDに比べて競合相手が少なく、顧客をつかめば荒稼ぎできた」。児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で11〜12月に逮捕された東京などの男8人のグループの一部は、道警の調べにこう供述しているという。
 グループは2008年1月から今年9月にかけて、3カ所のマンションに計48台のDVD複製機を備え、米国のサーバーなどから入手した少女らの映像を収めたDVDを次々と作っては八つのホームページ(HP)で販売。クレームに素早く対応するなどして客の囲い込みを図り、約2億2千万円を売り上げたとみられる。道警幹部は「少女を利益を得る道具としか考えていない」と憤る。
 北大大学院の田中康雄教授(児童精神科医)は「買い手がいる限り児童ポルノ根絶は難しい。単純所持も規制対象にする法改正が必要だ」と話している。<北海道新聞12月28日朝刊掲載>