児童ポルノ・児童買春・児童福祉法・監護者わいせつ・不同意わいせつ・強制わいせつ・青少年条例・不正アクセス禁止法・わいせつ電磁的記録弁護人 奥村徹弁護士の見解(弁護士直通050-5861-8888 sodanokumurabengoshi@gmail.com)

性犯罪・福祉犯(監護者わいせつ罪・強制わいせつ罪・児童ポルノ・児童買春・青少年条例・児童福祉法)の被疑者(犯人側)の弁護を担当しています。専門家向けの情報を発信しています。

社説 児童ポルノ規制 放置せず、法改正急げ 09年9月25日

 解散前ということでしょうか、サンタフェの話を聞いても、お粗末な議論でしたね。
 院の構成も変わったし、当時与党の議員も居なくなってるし。
 現与党は議員立法禁止なんて言ってるし。
 どこから再開すればいいんでしょうか?

http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20090925_2.html
2009.09.25 京都新聞 
 先の通常国会で廃案となった法案に見逃せないものがある。児童ポルノの規制強化法案だ。
 各政党とも認識は共有している。臨時国会のテーマは多いが、児童ポルノ規制も忘れないでほしい。先送りせず早急に法改正を実現するべきだ。
 児童ポルノ規制は1999年に「児童買春・児童ポルノ禁止法」が施行され、児童ポルノの提供を目的にした製造や所持、輸出入などが禁じられている。だが、個人の「単純所持」は違法とされていない。
 社会的に害悪がある児童ポルノの映像などを売ったりネットに流すのは犯罪だが、手に入れて見るのは罪に問われない。これでは、児童ポルノ根絶に力不足なのは当然だろう。主要8カ国(G8)のほとんどが単純所持を違法としている点を重視したい。
 力不足の実態は統計でも明らかだ。昨年1年間に警察が摘発した児童ポルノ製造、提供事件は676件で、18歳未満の被害者数は351人に達した。今年1〜6月は382件、218人と昨年同期を上回る。摘発件数、被害者数とも統計を取り始めた2000年以降、最多となっている。

 サンタフェがOKというのは、解釈上も重要な問題なので、確認して回ったんですが、サンタフェはOKだという衆議院法制局の文書はないし、葉梨議員(当時)にブログの内容確認のメールを送ったが、回答がないので、確認できていない。
 選挙前の議員のリップサービスみたいなものだと理解しています。おかげでサンタフェとか、関根恵子とか揃えちゃいましたよ。